2007年は、新刊だけで約500冊購入したんですが、
その中から特に気に入った作品をいくつか選んでみました。
まだ未読の作品もいくつかあるのですが、これで最終決定としたいと思います。
【今年一番気に入った作品】
宇宙家族ノベヤマ 1 (1) (ビッグコミックス)
岡崎 二郎
《ストーリー》
仕事一筋の会社人間、野辺山雄一は、出世が決まった矢先、
8歳になる息子の翔太が親善大使「メッセンジャー」であったことが判明。
翔太を一人で行かせるわけにはいかず、家族全員で宇宙へ行くことになる。
戸惑いながらも宇宙へ飛び出したノベヤマ一家の行く末は!?
《感想》
ホームドラマなんですが、私が特に面白いと思ったのはSFの部分です。
未知の生物との出会い交流があり、発展途上の惑星の事情があったり、
「文明とは」「生きるとは」など哲学的な内容もあり考えさせられる部分も多かったです。
藤子・F・不二雄さんを思い出させるSFで大好きです!!
早く2巻読みたいよ~。
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【長編作品】
今年1巻が発売された単行本の中で、気に入った作品をいくつか選んでみました。
ディエンビエンフー 1 (1) (IKKI COMICS)
西島 大介
ベトナム戦争を舞台とした純愛漫画。
最初読んだ時は、冒頭で描かれているエピソードに何の疑問も抱かなかったけど、
1冊読み終わった後、もう一度冒頭部分を読んだら、その意味が分かって
せつなくなりました…。(´;ω;`)
最終回はおよそ8年後になるらしいのですが、最後まで付き合いたいと思います。
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預言者ピッピ 1 (1)
地下沢 中也
地震予知のために作られたヒューマノイド型スーパーコンピュータのピッピ。
ある事件がきっかけでそのデータの幅を広げて、地球上の様々な事において
ほぼ完璧な予知をするようになる。。。。と、神のような存在になったピッピですが、
今後どのような展開になるのか要注目です!!痺れます!!!
→感想を書いた記事はこちら
浮世艶草紙 (1)
八月 薫 篁 千夏
江戸の性文化をテーマにした、読切集のような作品。
知らない事だらけなので非常に興味深く面白かったです。
読み物としても面白い作品です。
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おやすみプンプン 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)
浅野 いにお
非現実的なキャラクター達が織り成す不気味な思春期漫画。かな。
主人公プンプンが鳥の姿をしていたり、大人達が狂っていたり、
なんかいろいろ気持ち悪い漫画。でも続きが気になる!不思議!!
浅野いにおの今までの作品はあまり好きではなかったけど、この作品は好き。
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レッド 1 (1) (KCデラックス)
山本 直樹
1969年~1972年に日本で起こっていた革命運動の漫画です。
どこにでもいる普通の人間が、正しい事をしようとして徐々にエスカレートし狂気に
包まれていく様はとても怖い。そしてそれが誰にでも起こりうる事ってのが怖いです。
ただ、完結してからまとめて読んだ方が面白いかもしれない。
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たいようのマキバオー 1 (1) (プレイボーイコミックス)
つの丸
「みどりのマキバオー」から10年後、主人公はマキバコの産駒「ヒノデマキバオー」。
厳しい地方競馬場をリアルに描き、また、人と馬の絆を描いた良作です。
ヒノデマキバオーが、ハヤトのために一生懸命走る姿に感動。泣いた。
→感想を書いた記事はこちら
メテオド 1 (1) (少年サンデーコミックス)
四位 晴果
地球に巨大な隕石が墜落してから30年後の世界が舞台。人間とデブリの戦いを描く。
凶暴で手に負えないデブリ、かわいくて人畜無害なデブリなど、
デブリといっても全部が悪者じゃないというのが少年漫画らしくて良かった。
キャラクターはオリジナリティーがないけど、話も絵も丁寧に描いてあって好感もてました。
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妖怪のお医者さん 1 (1) (少年マガジンコミックス)
佐藤 友生
表題のとおり妖怪のお医者さんの話です。
たまに泣ける話があって好きなんです(´▽`)
最近の展開は迷走しているかんじもありますが、応援したい作品です。
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からっと!(1) (BLADE COMICS)
渡辺 祥智
ファンタジー(?)コメディ漫画ですかね。
魔女っ子ものなのに、肝心の魔法が全然登場しないし、
登場人物が変人ばかりだし、しかも主人公が使う魔法発動の呪文が
魔法ぽくなくて、かなり笑わせてくれました。
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LEGAの13 1 (1) (フラワーコミックス)
やまざき 貴子
青年レガーレを中心にオムニバス形式で話が展開していく。
トーンがたくさん使用され華やかな画面で、中世時代にすごく合っていました。
2巻以降、主人公の運命がどんな風に変わっていくのか楽しみな作品です。
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メンズ校 1 (1) (フラワーコミックス)
和泉 かねよし
男子校を舞台にしたオムニバス漫画。
1巻だけではこの漫画の魅力はあまり発揮されてなかったですが、
巻数を重ねるごとに、話に厚みが出てきて面白くなってきているので
今後も注目したい作品です。
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悪魔とドルチェ 1 (1) (花とゆめCOMICS)
鈴木 ジュリエッタ
ラブコメファンタジー漫画です。
悪魔が悪魔らしくなくて可愛いかんじで、鈴木ジュリエッタさんぽくて良かったです。
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キスよりも早く 1 (1) (花とゆめCOMICS)
田中 メカ
暴れん坊な女の子と教師との結婚生活を楽しく描くこの作品。
田中メカさんはコマ割りがすごく上手で話に引き込まれます。
恋愛もあり家族の絆もありで、第1話は泣いちゃいました。
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【1冊完結・読切作品】
私、長編漫画よりも読切や単行本1冊で完結するような作品が好きなのです。
その中でもオムニバス形式の漫画が一番好きなのですが、今回は、
そんな1冊完結作品や読切作品で良かったものをいくつか選んでみました。
PRESENT FOR ME石黒正数短編集 (ヤングキングコミックス)
石黒 正数
「それでも町は廻っている」で有名な石黒正数さんの短編集です。
石黒さんの短編集は他に「探偵綺譚」がありますが、こちらの方が面白かった。
「ススメ サイキック少年団」はSFとギャグを織り交ぜた内容で面白かった。
「Present for me」はシリアスで、セリフがほとんどないのに世界に惹き込まれました。
「カウントダウン」はアイデアが面白かったです。
1冊の中にいろいろなタイプの漫画が収録されていてとても贅沢な1冊でした。
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黒博物館スプリンガルド (モーニングKC)
藤田 和日郎
キャラクターが素敵でしたね。主人公の生き様がかっこよくて、
悪役でもあるんだけどヒーローでもあるというニヒルなヒーロー的魅力が良かった。
本の装丁も作品にぴったり合ってて素敵です。
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アウトサイダー (ビームコミックス)
田邊 剛
ラヴクラフト、チェーホフ、ゴーリキの短編を漫画化した3作品と、
ホラーアクション「呪画」シリーズが5作品収録。
「呪画」シリーズも良かったけど、やっぱり表題作「アウトサイダー」が一番好きかも。
サイコっぽい作品イイ(゚ε゚)!!!!
Danza (モーニングKC)
オノ ナツメ
男達の心のつながりや友情をテーマに読切6作品収録。
全部良かったけど「箱庭」が一番好きです。
頑固おやじ(日本人)と、娘婿(外国人)の話で、
素直になれないおやじと、気に入ってもらえるように頑張る娘婿の
やりとりがいじらじくて可愛かったですね。
極端にデフォルメされた絵柄なのに表情豊かなのが特徴的。
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電波の男よ (フラワーコミックス)
西 炯子
読切3作品収録。「波のむこうに」「電波の男よ」の2作が
シンデレラストーリー的な内容で面白かったです。
王道なストーリーなのにキャラクターに魅力があるから新鮮味がありました。
全体的に明るい雰囲気にも関わらず大人っぽいラブシーンがあったりして、
展開に飽きないし最後まで面白く読めました。
「電波の男よ」は主人公が男なので、男性でも読みやすいと思います。
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かぶりもんスター☆ (ヤングキングコミックス)
天野 シロ
天野ヒロさんはキングダムハーツのコミカライズ作品も描かれていて
ディズニーキャラをたくさん描かれているのですが、その経験は
この漫画に活かされていたと思います。
着ぐるみの動きが可愛いんです。とっても。とっても。とっても。
肝心のストーリーも、主人公サイドだけではなく恋敵サイドも描かれていたり、
宇宙人が出てきたり、構成力・キャラクターの魅力はもう文句なしで良いです。
巻末・カバー裏にまで作者のこだわりが感じられたのも良かった。
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ショート・プログラム 新装版 3 (3) (少年サンデーコミックス)
あだち 充
あだち充と言えば野球漫画ってことで野球漫画も収録されていますが、
サラリーマンが主役のせつない話もあったり、ポップな印象の漫画もあったり
1冊で色々読めて大満足でした。人間模様が描かれてて面白かったです。
バス走る。 (BUNCH COMICS)
佐原 ミズ
バスをテーマにしたオムニバス漫画と
1本の漫画を7つのパートに分けて描いた漫画の
2種類のテーマが収録された漫画です。
佐原ミズさんの絵が超好き!!!
オールカラーの「ダドレアの路」は、漫画というよりは絵本に近い作品ですが、
せつない純愛ですごい良かった!!
「めがね泥棒」はポップなノリで可愛い恋愛漫画でした。
佐原さんの描く黒髪メガネ男子にやられました~~。
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月と湖 (フラワーコミックス)
芦原 妃名子
「月と湖」「12月のノラ」の読切2作品収録。
表題作「月と湖」は面白くなかったけど、「12月のノラ」は良かった。
幼馴染の「なっちゃん」が行方不明になって、今もどこかで
生きているんじゃないだろうかと心配する主人公の想いを、
作中に登場する「ノラのだいぼうけん」という野良猫の
絵本の話と絡めて、非常に上手く表現してありました。
ラストは思わず泣きそうになってしまった。
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腹切りラヴァーズ
天野 ちぎり
読切5作品収録。ティーンズラブ漫画です。
天野ちぎりさんの描く女の子はぎゅっとしたくなる可愛らしさがあって萌えキュン(´▽`*)
「縛ってバニラ」「スウィート&ホワイト」は、縛って無理矢理…な内容ですが、
ちゃんと愛があってラブラブなところが良いです。
最初から最後まで描写がかな~~りエロかったのが印象的です。
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このようなラインナップになりました。
今年は紹介する作品数を決めないで自分が気に入った作品を
全て載せようと思っていたら、24作品にもなってしまいました。
あんまりまとまってなくて逆に見づらくなってしまったかもヽ(;´Д`)ノウワァ
私が好きな作品の傾向は、SF、せつない、人外(妖怪など)、サイコ、があります。
そのようなジャンルが好きな方は、このブログが参考になるんじゃないかな、と思ってます。
では、最後に今年の購入数を書いて終わります。
2007年1月…62冊
2007年2月…65冊
2007年3月…81冊
2007年4月…54冊
2007年5月…84冊
2007年6月…108冊
2007年7月…106冊
2007年8月…88冊
2007年9月…84冊
2007年10月…65冊
2007年11月…106冊
2007年12月…126冊
合計…1029冊
その中から特に気に入った作品をいくつか選んでみました。
まだ未読の作品もいくつかあるのですが、これで最終決定としたいと思います。
【今年一番気に入った作品】
宇宙家族ノベヤマ 1 (1) (ビッグコミックス)
岡崎 二郎
《ストーリー》
仕事一筋の会社人間、野辺山雄一は、出世が決まった矢先、
8歳になる息子の翔太が親善大使「メッセンジャー」であったことが判明。
翔太を一人で行かせるわけにはいかず、家族全員で宇宙へ行くことになる。
戸惑いながらも宇宙へ飛び出したノベヤマ一家の行く末は!?
《感想》
ホームドラマなんですが、私が特に面白いと思ったのはSFの部分です。
未知の生物との出会い交流があり、発展途上の惑星の事情があったり、
「文明とは」「生きるとは」など哲学的な内容もあり考えさせられる部分も多かったです。
藤子・F・不二雄さんを思い出させるSFで大好きです!!
早く2巻読みたいよ~。
→感想を書いた記事はこちら
【長編作品】
今年1巻が発売された単行本の中で、気に入った作品をいくつか選んでみました。
ディエンビエンフー 1 (1) (IKKI COMICS)
西島 大介
ベトナム戦争を舞台とした純愛漫画。
最初読んだ時は、冒頭で描かれているエピソードに何の疑問も抱かなかったけど、
1冊読み終わった後、もう一度冒頭部分を読んだら、その意味が分かって
せつなくなりました…。(´;ω;`)
最終回はおよそ8年後になるらしいのですが、最後まで付き合いたいと思います。
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預言者ピッピ 1 (1)
地下沢 中也
地震予知のために作られたヒューマノイド型スーパーコンピュータのピッピ。
ある事件がきっかけでそのデータの幅を広げて、地球上の様々な事において
ほぼ完璧な予知をするようになる。。。。と、神のような存在になったピッピですが、
今後どのような展開になるのか要注目です!!痺れます!!!
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浮世艶草紙 (1)
八月 薫 篁 千夏
江戸の性文化をテーマにした、読切集のような作品。
知らない事だらけなので非常に興味深く面白かったです。
読み物としても面白い作品です。
→感想を書いた記事はこちら
おやすみプンプン 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)
浅野 いにお
非現実的なキャラクター達が織り成す不気味な思春期漫画。かな。
主人公プンプンが鳥の姿をしていたり、大人達が狂っていたり、
なんかいろいろ気持ち悪い漫画。でも続きが気になる!不思議!!
浅野いにおの今までの作品はあまり好きではなかったけど、この作品は好き。
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レッド 1 (1) (KCデラックス)
山本 直樹
1969年~1972年に日本で起こっていた革命運動の漫画です。
どこにでもいる普通の人間が、正しい事をしようとして徐々にエスカレートし狂気に
包まれていく様はとても怖い。そしてそれが誰にでも起こりうる事ってのが怖いです。
ただ、完結してからまとめて読んだ方が面白いかもしれない。
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たいようのマキバオー 1 (1) (プレイボーイコミックス)
つの丸
「みどりのマキバオー」から10年後、主人公はマキバコの産駒「ヒノデマキバオー」。
厳しい地方競馬場をリアルに描き、また、人と馬の絆を描いた良作です。
ヒノデマキバオーが、ハヤトのために一生懸命走る姿に感動。泣いた。
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メテオド 1 (1) (少年サンデーコミックス)
四位 晴果
地球に巨大な隕石が墜落してから30年後の世界が舞台。人間とデブリの戦いを描く。
凶暴で手に負えないデブリ、かわいくて人畜無害なデブリなど、
デブリといっても全部が悪者じゃないというのが少年漫画らしくて良かった。
キャラクターはオリジナリティーがないけど、話も絵も丁寧に描いてあって好感もてました。
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妖怪のお医者さん 1 (1) (少年マガジンコミックス)
佐藤 友生
表題のとおり妖怪のお医者さんの話です。
たまに泣ける話があって好きなんです(´▽`)
最近の展開は迷走しているかんじもありますが、応援したい作品です。
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からっと!(1) (BLADE COMICS)
渡辺 祥智
ファンタジー(?)コメディ漫画ですかね。
魔女っ子ものなのに、肝心の魔法が全然登場しないし、
登場人物が変人ばかりだし、しかも主人公が使う魔法発動の呪文が
魔法ぽくなくて、かなり笑わせてくれました。
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LEGAの13 1 (1) (フラワーコミックス)
やまざき 貴子
青年レガーレを中心にオムニバス形式で話が展開していく。
トーンがたくさん使用され華やかな画面で、中世時代にすごく合っていました。
2巻以降、主人公の運命がどんな風に変わっていくのか楽しみな作品です。
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メンズ校 1 (1) (フラワーコミックス)
和泉 かねよし
男子校を舞台にしたオムニバス漫画。
1巻だけではこの漫画の魅力はあまり発揮されてなかったですが、
巻数を重ねるごとに、話に厚みが出てきて面白くなってきているので
今後も注目したい作品です。
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悪魔とドルチェ 1 (1) (花とゆめCOMICS)
鈴木 ジュリエッタ
ラブコメファンタジー漫画です。
悪魔が悪魔らしくなくて可愛いかんじで、鈴木ジュリエッタさんぽくて良かったです。
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キスよりも早く 1 (1) (花とゆめCOMICS)
田中 メカ
暴れん坊な女の子と教師との結婚生活を楽しく描くこの作品。
田中メカさんはコマ割りがすごく上手で話に引き込まれます。
恋愛もあり家族の絆もありで、第1話は泣いちゃいました。
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【1冊完結・読切作品】
私、長編漫画よりも読切や単行本1冊で完結するような作品が好きなのです。
その中でもオムニバス形式の漫画が一番好きなのですが、今回は、
そんな1冊完結作品や読切作品で良かったものをいくつか選んでみました。
PRESENT FOR ME石黒正数短編集 (ヤングキングコミックス)
石黒 正数
「それでも町は廻っている」で有名な石黒正数さんの短編集です。
石黒さんの短編集は他に「探偵綺譚」がありますが、こちらの方が面白かった。
「ススメ サイキック少年団」はSFとギャグを織り交ぜた内容で面白かった。
「Present for me」はシリアスで、セリフがほとんどないのに世界に惹き込まれました。
「カウントダウン」はアイデアが面白かったです。
1冊の中にいろいろなタイプの漫画が収録されていてとても贅沢な1冊でした。
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黒博物館スプリンガルド (モーニングKC)
藤田 和日郎
キャラクターが素敵でしたね。主人公の生き様がかっこよくて、
悪役でもあるんだけどヒーローでもあるというニヒルなヒーロー的魅力が良かった。
本の装丁も作品にぴったり合ってて素敵です。
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アウトサイダー (ビームコミックス)
田邊 剛
ラヴクラフト、チェーホフ、ゴーリキの短編を漫画化した3作品と、
ホラーアクション「呪画」シリーズが5作品収録。
「呪画」シリーズも良かったけど、やっぱり表題作「アウトサイダー」が一番好きかも。
サイコっぽい作品イイ(゚ε゚)!!!!
Danza (モーニングKC)
オノ ナツメ
男達の心のつながりや友情をテーマに読切6作品収録。
全部良かったけど「箱庭」が一番好きです。
頑固おやじ(日本人)と、娘婿(外国人)の話で、
素直になれないおやじと、気に入ってもらえるように頑張る娘婿の
やりとりがいじらじくて可愛かったですね。
極端にデフォルメされた絵柄なのに表情豊かなのが特徴的。
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電波の男よ (フラワーコミックス)
西 炯子
読切3作品収録。「波のむこうに」「電波の男よ」の2作が
シンデレラストーリー的な内容で面白かったです。
王道なストーリーなのにキャラクターに魅力があるから新鮮味がありました。
全体的に明るい雰囲気にも関わらず大人っぽいラブシーンがあったりして、
展開に飽きないし最後まで面白く読めました。
「電波の男よ」は主人公が男なので、男性でも読みやすいと思います。
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かぶりもんスター☆ (ヤングキングコミックス)
天野 シロ
天野ヒロさんはキングダムハーツのコミカライズ作品も描かれていて
ディズニーキャラをたくさん描かれているのですが、その経験は
この漫画に活かされていたと思います。
着ぐるみの動きが可愛いんです。とっても。とっても。とっても。
肝心のストーリーも、主人公サイドだけではなく恋敵サイドも描かれていたり、
宇宙人が出てきたり、構成力・キャラクターの魅力はもう文句なしで良いです。
巻末・カバー裏にまで作者のこだわりが感じられたのも良かった。
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ショート・プログラム 新装版 3 (3) (少年サンデーコミックス)
あだち 充
あだち充と言えば野球漫画ってことで野球漫画も収録されていますが、
サラリーマンが主役のせつない話もあったり、ポップな印象の漫画もあったり
1冊で色々読めて大満足でした。人間模様が描かれてて面白かったです。
バス走る。 (BUNCH COMICS)
佐原 ミズ
バスをテーマにしたオムニバス漫画と
1本の漫画を7つのパートに分けて描いた漫画の
2種類のテーマが収録された漫画です。
佐原ミズさんの絵が超好き!!!
オールカラーの「ダドレアの路」は、漫画というよりは絵本に近い作品ですが、
せつない純愛ですごい良かった!!
「めがね泥棒」はポップなノリで可愛い恋愛漫画でした。
佐原さんの描く黒髪メガネ男子にやられました~~。
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月と湖 (フラワーコミックス)
芦原 妃名子
「月と湖」「12月のノラ」の読切2作品収録。
表題作「月と湖」は面白くなかったけど、「12月のノラ」は良かった。
幼馴染の「なっちゃん」が行方不明になって、今もどこかで
生きているんじゃないだろうかと心配する主人公の想いを、
作中に登場する「ノラのだいぼうけん」という野良猫の
絵本の話と絡めて、非常に上手く表現してありました。
ラストは思わず泣きそうになってしまった。
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腹切りラヴァーズ
天野 ちぎり
読切5作品収録。ティーンズラブ漫画です。
天野ちぎりさんの描く女の子はぎゅっとしたくなる可愛らしさがあって萌えキュン(´▽`*)
「縛ってバニラ」「スウィート&ホワイト」は、縛って無理矢理…な内容ですが、
ちゃんと愛があってラブラブなところが良いです。
最初から最後まで描写がかな~~りエロかったのが印象的です。
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このようなラインナップになりました。
今年は紹介する作品数を決めないで自分が気に入った作品を
全て載せようと思っていたら、24作品にもなってしまいました。
あんまりまとまってなくて逆に見づらくなってしまったかもヽ(;´Д`)ノウワァ
私が好きな作品の傾向は、SF、せつない、人外(妖怪など)、サイコ、があります。
そのようなジャンルが好きな方は、このブログが参考になるんじゃないかな、と思ってます。
では、最後に今年の購入数を書いて終わります。
2007年1月…62冊
2007年2月…65冊
2007年3月…81冊
2007年4月…54冊
2007年5月…84冊
2007年6月…108冊
2007年7月…106冊
2007年8月…88冊
2007年9月…84冊
2007年10月…65冊
2007年11月…106冊
2007年12月…126冊
合計…1029冊
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